暑中見舞いが親戚から結婚後に届いたらどうすればいいのでしょうか。
返事を書いたほうがいい?なんて書けばいい?
そんなあなたに例文つきでご紹介します。
暑中見舞いが親戚から結婚後に届いたら?
結婚したら、お互いの家庭の習慣が違っていて戸惑うことも多いと思います。
実家ではやっていなかったことも、結婚するとそれぞれにとっては当たり前のことであったりして
びっくりしてしまうこともしばしばです。
年中行事や親戚づきあいの習慣が違っていると、それは二人だけの問題では収まらないので注意が必要です。
年賀状ではなく、暑中見舞いが親戚から届いたら・・?
もともと「暑中見舞いは必ず出す」という人のほうが少ないでしょうから、どうしたものか困りますね。
ましてや、それほど近い関係でない親戚だった場合、「なんで暑中見舞いなんか送ってくださったんだろう」と思ってしまうかもしれません。
今後、長く続く親戚づきあいですから、ここはきちんと対処して、相手に失礼にあたらないようにしておきましょう。
暑中見舞いの返事は親戚へどうしたらいい?
思いがけず、暑中見舞いをいただいてしまったら、早急に返事を出しましょう。
暑中見舞いは立秋までに出すものです。
だいたい7月7日から8月7日ごろが暑中見舞い、それを過ぎると残暑見舞いとなります。
暑中見舞いは文字通り、厳しい夏の暑い時期に相手を気遣ったり、自分の近況を報告する季節の挨拶状です。
同じように残暑見舞いも、まだまだ暑さの残る時期の挨拶ですので、どちらも暑い時期を外してしまうと間の抜けたものになってしまいます。
残暑見舞いも遅くとも9月初旬までには届くようにしましょう。
暑中見舞いの例文 親戚へはどう書く?
暑中見舞いは、暑い夏に相手の体を気遣い、自分の近況を報告するものです。
ですから、形式にとらわれて堅苦しくなりすぎないほうが心証が良いですよね。
(書き出し)
・暑中お見舞い申し上げます or 残暑お見舞い申し上げます
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(お礼の言葉)
・ご丁寧に暑中見舞いをいただき、ありがとうございます
(相手が元気なことに対する喜びの文章)
・暑い日が続いていますが、皆様にはお変わりないようで何よりです
・まだまだ暑さが厳しいですが、皆さまお元気そうで安心しています
(自分たちの近況報告)
・おかげさまで私たちも元気に暮らしております
・日々忙しくしておりますが、元気でおりますので安心してください
ここで、何か近況報告があれば添えてみましょう。
「育てていたミニトマトがたくさん実をつけたので、トマトソースを作ってみました」
「近くに新しいパン屋さんがオープンしたので、夫婦ではまっています」
などちょっとしたエピソードもよろこばれるでしょう。
(相手への気遣いの言葉)
・暑さ厳しい折柄、お体ご自愛ください
・まだまだ暑い日が続きますが、体には気を付けてお過ごしください
(日付)
・平成○○年 盛夏(暑中見舞いの場合)
・平成○○年 ○月
礼儀さえ守れば、失礼にあたることはありません。
むしろ形式ばった堅苦しいビジネス文書的な暑中見舞いだと気持ちは伝わりにくいと思います。
限られたスペースであるハガキに、書くことはほんの少しです。
一文でも自分の言葉で近況を添えることが、相手にとっては嬉しいものだと思いますよ。
まとめ
思いがけず、暑中見舞いをいただいてしまった場合、返事を出すべきなのかどうなのか悩んでしまうことでしょう。
ですが、暑中見舞いの返事は届いてからなるべく早くに出しましょう。
親戚が暑さを気遣ってあなた方を心配して出してきてくれたものです。
その思いやりをありがたく受け取り、早めに先方を安心させてあげましょう。
そして、「この親戚は暑中見舞いを出す習慣があるのだ」という認識を持って、来年はこちらから先に出そう、と決めるのもいいと思います。
郵便局では暑中見舞いハガキの「かもめ~る」が販売されていて、夏らしい絵柄がプリントされているうえ、くじもついています。
絵手紙が趣味とか、絵は得意!という人でなければ、このハガキは助かりますね。
堅苦しく考えず、苦痛に思わずに、楽しんで暑中見舞いを書きましょう。
ハガキ一枚のちょっとした気遣いが、後々の親戚づきあいを楽にしてくれることになるかもしれませんよ。