小学生の低学年だと、夏休みの宿題に工作がだされることも多いのではないでしょうか。
何を作ろうか考えているうちに夏休みもあっという間に過ぎてしまいます。
不器用な我が子でも失敗なく作れる工作はないだろうかと考えているなら紙粘土がおすすめです。
この記事では自由研究の工作にぴったりの紙粘土の使い方のコツや作品例をお伝えしますのでぜひお役立てください。
自由研究 小学生の工作を紙粘土で?
紙粘土はおうちにないかも知れませんが、100円ショップで売っていますのですぐに調達できますよ!
実は紙粘土は大人の間でもちょっとしたブームになっているくらい人気があるんですよ。
大人はスイーツや精巧な作品を作って楽しんでいる人が多いのですが、小学生は実用的な作品を作ってみてはいかがでしょうか。
色をつけたり、家にある不要になったものをリサイクルしたり、好きな形に作ったり、アイディア次第でオリジナリティたっぷりの作品を作ることができますよ。
紙粘土は扱い方にちょっとしたコツがありますので、失敗なく上手に作る方法をお教えしますね。
では早速、紙粘土の使い方と作品例を紹介しましょう。
紙粘土の作り方のコツは?
紙粘土を使うときは、作品が出来上がったときのひび割れを防止するために、必ずよく練ってから使いましょう。
紙粘土をたたむようにして、何度も押しながら練っていくといいでしょう。
耳たぶくらいのやわらかさになったら、小さなおだんごを作って、指で押してもひび割れがしなければ大丈夫です。
ねんど板やねんどのべ棒があると、形を作ったり、ひも状にのばすときに便利です。
紙粘土に色を付けるときは、少量の絵の具を紙粘土の中に入れ、よく練るといいでしょう。
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2~3種類の絵の具をまぜたり、絵の具の量を変えることで、好みの色を作りだすことができるので、いろいろと試してみるといいですね。
また、紙粘土と紙粘土をつけたいときは、2通りの方法があります。
1つ目は、つなぎ目の中にようじなどを差しこみ、さらにつなぎ目の外側にねんどをつけてなじませる方法です。
2つ目は、紙粘土が完全に乾いてから、木工用ボンドでつける方法です。
残った紙粘土は、ぬれタオルに包んでおくといいでしょう。
長期間保存するときは、ビニール袋にいれて密閉し、外の空気に触れないようにしておきましょう。
紙粘土の作品 小学生にも作れるのは?
①えんぴつ立て
ラップなどの芯(または厚めのトイレットペーパーの芯)を、好きな長さに切ります。
長さが違うものを4本用意すると、長いえんぴつ用、短いえんぴつ用、ペン用、消しゴム用など、用途別に入れられるのでいいでしょう。
そして、芯の底を厚紙で作り、芯の内側には、好きな色の折り紙や包装紙を貼ります。
次に、紙粘土(好きな色をつけておきます)をうすくのばします。
底よりも少し大きめの形に切り、底に木工用ボンドで貼り付けます(余ったねんどは芯の外側に巻きつけます)。
同じように、芯の外側を巻けるくらいの大きさにのばし、芯の外側にボンドで貼り付けます。
すべての芯に、紙粘土を巻きつけたら、よく乾かし、4本の芯をボンドでつけます。
奥側に背の高い芯をおき、手前側に背の低い芯をおくようにすると、使いやすいでしょう。
また、紙粘土で好きな飾りを作って貼ったり、絵の具で文字を書いてもいいですね。
②貯金箱
ふたつきのビンか厚めの紙の容器を用意します。
容器のふたに、お金を入れるための穴を、カッターであけます。
次に、紙粘土(好きな色をつけておきます)をうすくのばします。
容器のふたは外しておき、容器にうすくのばしたねんどを木工用ボンドで貼り付けていきます(ふたが閉まらなくならないように注意しましょう)。
ふたにもねんどを貼り付けますが、お金を入れる穴は、ねんどを貼り付けてからカッターで余分なねんどを切るといいでしょう。
紙粘土で、貯金箱全体を好きな形(動物や車、建物など)にしてもいいですし、好きな飾りを作って貼り付けてもいいですね。
まとめ
100均にはもともと色のついている紙粘土も売っています。
比較的早く乾くので、1日で作品を完成させることも可能です。
もう時間がない!というときにも使える紙粘土工作。
意外と楽しめるものですよ。出来上がった作品を眺めていると達成感も生まれます。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。