「夏休みというものは、“暑くて勉強にならないから家でゆっくりするもの”なのだ!」と、家でゲームをし、アイスを頬張りゴロゴロ漫画を読む楽しさを優先して、自由研究など時間のかかるものは後回しになってしまう象徴が高学年です。
市販グッズでなんとかこなして夏休み明けに学校に行くと、素晴らしい作品を同級生が持って来てから慌て、「来年こそはなんかすごい研究をしよう!」と反省してももう遅いのです。今年の夏はなんとか頑張りましょう!しかし親としては多少なりとも付き合わされることになるので「1日でなんとかして欲しい」と思うことでしょう。
ということで、1日で出来る、楽しみながらすごい作品ができる自由研究を紹介します。
夏休み工作 高学年の男の子むけは?
ご紹介するのは【ジオラマ作り】です。
ジオラマというと、いろいろな道具を駆使し、細かい作業を費やし、膨大な時間が掛かるというイメージがありますが、それは大人の世界の話です。
簡単に安価でできるジオラマ作りを紹介したいと思います。(凝り性だと時間がかかりますが)
まずどうしてジオラマ作りをしようかと思ったいきさつですが、「メタルキット」というメタルの輝きを放つカブトムシのプラモデルを何の気なしに買ってきたことが始まりでした。
息子が作ったメタルのカブトムシはとても格好よく、大人でもはまる人が多いようで、このメタルカブトムシをそのまま飾るのではなく、どうにか脚色して立派な住処を作ってみたい!と息子と話しをし、ジオラマ作成に至ったのでした。どうせなら自由研究の作品にしてしまえ!となりました。
メタルキットとはこのようなものです。
http://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88/
夏休み工作 ジオラマの作り方
では早速作り方を説明していきます。
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(準備するもの)
・ジオラマの土台となる土地(箱にプラスチックボードを敷きました。)
・木工用ボンド
・装飾品
この装飾品ですが、好みもありますので私が実際使用したものを書きます。
ちなみにすべて100円ショップで揃えました。
・紙粘土(山などを作る)
・ミニチュアの木と流木(金魚コーナー)
・コケ
・緑の太目の針金
・粒子の細かい石とプラ素材の透明な青い石(観葉植物コーナー)
・花(造花で小さな花がいくつもついているもの)
・透明(青)の折り紙
・小さな家やベンチなど
あとは家にあった動物や昆虫、魚などのフィギア。
まず土台にコケを敷き詰めます。緑の草原ができました。
紙粘土で山を作ります。これには絵の具の茶色で色付けします。
緑の太目の針金で枝分かれさせた木を作り、コケを枝分かれさせた木の先にボンドで貼り樹木を作ります。
いくつか作って並べます。ミニチュアの木もおりまぜ、拾ってきた絶妙な太さの木なども足すと、ちょっと森っぽくなってきました。
細かい粒子の石をまくと砂地も出来ます。
紙粘土を細く伸ばし、透明の青い折り紙を巻いて川を作ります。
透明な青い石をまいて海を作るのもいいかもしれません。
流木なども海の近くに置いてみます。
自由研究工作を1日で完成
あとは自由に装飾です。
森の奥に家やベンチを置きます。その周りに造花をちりばめてお花畑もかわいいです。
動物や昆虫、魚やカニなどを適当に配置します。
粘土がありますので、他にも色々と作れます。
細く切って柵などを作ってみてはいかがでしょうか。
それをボンドで貼り付けると立派なジオラマの完成です!
ネットの画像も参考にしましたので、あれこれ家の中のものを駆使して楽しいジオラマが出来ると思います。
材料の調達やアイディア出しを親が手伝ってあげるといいと思いますよ。
夢中になっているうちに1日で出来上がってしまいます。
まとめ
私は最後にメタルキットのカブトムシを真ん中に配置したのですが、そこだけメタルで異彩を放ち、しかもジエオラマのサイズにそぐわない大きなカブトムシでしたので恐竜と化し、とても違和感がありました。
でもせっかくなのでそのまま提出です。
そこはもう、御愛嬌と言うことで!