麻婆豆腐を作るときに、レシピに豆腐を水切りするように書いてありますが、どうして水切りするのか、その意味が分かりにくいですよね。
なんとなく水切りをしていた人も、その意味が分かれば「ちゃんとやろう!」って思えますよね。
豆腐の水切りって面倒くさいですけど、意味が分かればきちんと出来そうな気がしませんか。
今回は、豆腐を水切りする意味と方法についてお伝えしますね。
豆腐を水切りする意味とは?
豆腐を水切りする意味は、豆腐の水分で料理が水っぽくならないようにするためです。
お豆腐って、90%が水分なんだそうです。
火を通している間に水分がどんどん出ていくと、確かに水っぽくなってしまいますよね。
水っぽい麻婆豆腐は美味しくなさそう・・・。
水っぽいと味が決まらないし、口当たりもよくなくて台無しになってしまいます。
豆腐ハンバーグなんかも、べしゃべしゃになって形を作ることができません。
他にも水切りする意味があります。
型崩れを防いだり、味を染み込みやすくするためです。
水臭さも抜けて美味しくなるんですよ。
このように、豆腐の水切りは必要なことなんです!
豆腐を水切りする方法
豆腐の水切りには、いくつかの方法があります。
何に使うかによって水切りの方法を変えると、より美味しくいただくことができますよ。
そのまま放置(5~10分)
水分を抜きすぎないほうがいいときは、この方法を使いましょう。
豆腐自体の重みで水分が抜けていきます。
- おすすめの料理
ザルにのせて水切りする(10~20分)
豆腐をキッチンペーパーで包むと、時間が短縮できます。
- おすすめの料理
重しをのせる(20~30分)
豆腐をキッチンペーパーで包み、まな板など均一に力がかけられるものを乗せて重しにします。
しっかり水切りしたいときのやり方です。
- おすすめの料理
豆腐の固さによって、時間は加減してください。
それにしても、ずいぶんと時間がかかりますよね。
20分も水切りしていたら夕飯の支度が進まない!そんなときは時短しましょう。
豆腐の水切りを時短するには?
豆腐の水切りをもっと早く、簡単にする時短の方法をご紹介しますね。
茹でる(2~4分)
沸騰したお湯に入れて弱火で茹でます。
その後、冷ますと水がぬけていきます。
電子レンジ(2~4分)
豆腐をキッチンペーパーで包み、電子レンジに2分くらいかけます。
その後、冷ますと水がぬけていきます。
時間をかけないで簡単に水切りしたいときに、おすすめの方法です。
一番簡単なのは電子レンジですね。
まとめ
豆腐を水切りする意味と方法についてお伝えしました。
じっくり重しを乗せて水切りするのもいいですが、時間に余裕がないときは電子レンジを使えば早く水切りすることができます。
冷蔵庫で一晩水切りすると美味しいなんて口コミもありますので、状況に合わせて臨機応変にやってみてくださいね。