卒業式をむかえると役目を終えるランドセル。
場所も取るしもう使うこともないけど、どうやって処分したらいいのか悩みますよね。
捨てるにしても、不燃ごみなのか可燃ごみなのかで迷ってしまいます。
ランドセルの処分の仕方は、捨てる以外にも譲る、寄付するという方法もあるんですよ。
無料で回収してくれる団体もあります。
今回はランドセルの処分の仕方について、様々な選択肢をご紹介します。
ランドセル処分の仕方はどうすれば?
まず、ランドセルをごみとして捨てる場合の処分の仕方をお伝えしますね。
基本的に、かばん類は燃えるごみとして分類されている自治体が多いです。
天然皮革のランドセルは、燃えるごみとして出してOKなんですよ。
クラリーノなどの加工された合皮の場合は、環境ホルモンなどの問題で焼却した時に有害物質が発生することもあるので、お住まいの自治体に確認をしてみましょう。
ランドセルには金属の金具もついていますよね。
そのままごみに出していいのかどうかもわかりませんよね。
心配な場合は、やはり地元の自治体に問い合わせすることをおすすめします。
ランドセルの処分として寄付する方法もある
ごみに出せると言っても、6年間毎日愛用したランドセルをいきなり捨ててしまうのはどうしても抵抗があるという人もいるのではないでしょうか。
そんな人に検討してほしいのがリユースです。
日本のランドセルはとても丈夫で品質が良いので、海外でも人気が高いのです。
中古のランドセルをシリアやアフガニスタンなどに送っている団体があるので、そうした団体へ寄付をするという方法があります。
海の向こうで誰かに使ってもらえるなら、捨てるよりもその方がいいと思いませんか。
ただし、使用することが前提で送るものですから、あまりにも劣化が激しいものなどは寄付することが出来ませんので注意してください。
ランドセルの寄付を受け付けている団体はいくつかありますので、それぞれの活動などを比較して寄付する先を選ぶといいでしょう。
注意点として、ほとんどの団体では海外への輸送費を寄付者が負担するかたちになっています。
2000円から3000円前後を支払って寄付することになりますので、この点もしっかりと確認しておきましょう。
ランドセルの処分を無料でするには?
寄付するのにお金がかかるのはちょっとな・・・と思う人もいると思います。
無料でできるところも、ないわけではありません。
クラリーノを製造している株式会社クラレでは、期間限定で輸送費をクラレが負担する形で寄付を受け付けていることがあります。
ただし、寄付の受付所までの送料は自己負担しなければなりません。
他に無料で処分できる方法として、フリマアプリなどに出品したり欲しい人を探して譲るという方法があります。
地元のフリーペーパーなどに「譲ります」と掲載しておくと、引き取り手が見つかるかもしれません。
少し手間はかかりますが、思い出の詰まったランドセルなので、廃棄してしまうよりも誰かに使ってもらったほうが気持ちが安らぐのではないでしょうか。
まとめ
ランドセルの処分の仕方についてご紹介をしました。
捨てるという手段もありますが、リユースしてもらえたら嬉しいですよね。
寄付には送料負担がありますが、自分で引き取り手を見つければお金はかかりません。
フリマやオークションならお金が入ってくることになります。
お子さんとも相談しながら、処分の仕方を決めてみてくださいね。