新盆のお供えで、孫はどうしたらいいか悩みますよね。
お香典や提灯は親と一緒でいいのか?金額はどうするのか?など、気になることがいっぱいあると思います。
どんな対応がよいのかは孫の年齢にもよりますので、この記事でお伝えしていきますね。
新盆のお供え 孫はどうする?
まず悩むのは、親と一緒でいいのか、または孫も単独でお供えをお渡ししたほうがよいのか、だと思います。
赤ちゃんや未就学児などの小さいお子さんは親御さんと一緒でいいと思いますが、悩むのが学生さんの場合ではないでしょうか。
孫が学生さんの場合については、孫単独でのお供えはなくてもよいと一般的に考えられています。
法要に参加をしたり、仏壇にお参りをさせてもらう場合でも、お供えを持参する必要はありません。
大学生までは、親と一緒でもいいということですね。
新盆で孫の香典は社会人から
現代は寿命が長くなっていますので、祖父母の新盆で孫が社会人であったり、40代を超えているということもあると思います。
孫が社会人の場合は、孫からもお供えを用意しましょう。
香典の金額は5000円~1万円と考えてください。
のしに「御仏前」や「御供物料」と表書きをし、その下に孫自身の名前をフルネームで書いてお包みしましょう。
新盆のお香典の相場は5000円~1万円くらいで、あまり幅がありません。
孫だから自分の両親よりも金額を下げないと、と気にする人もいるかもしれませんが、親戚や父母と比べてどうか、ということはあまり考えなくても大丈夫です。
ただし、新盆のしきたりや風習は土地土地によって違っていることもありますので、周りの方に尋ねて周りと合わせるようにしましょう。
例えば、新盆の法要とともに会食がふるまわれる場合、家族が何人いても一家族で1万円という家もあります。
この記事ではあくまでも一般的な例を紹介していますので、親族の方にも確認をなさるといいでしょう。
新盆で孫の服装は何を着るの?
夏の暑い時期に行われる新盆ですが、暑いからといって何を着ていってもいいわけではありません。
新盆の服装は「平服でお越しください」と言われることが多いのですが、平服は普段着ではないので注意が必要です。
礼装の中でも略式の服装を平服と言いますので、あくまでもきちんとした格好でお伺いするようにしましょう。
黒や紺、グレーなどのダークカラーと白の組み合わせで、決して華美にならないように地味な服装を選んでください。
小さいお子さんの場合、男の子なら紺や黒の半ズボンに白のシャツ、女の子なら黒や紺のワンピースです。
足元はサンダルではなく、紺や黒の靴下をはきましょう。
イメージは幼稚園の制服です。制服があれば、制服を着せていけば問題ありません。
小学生や中学生、高校生も、制服があれば制服でOKです。
制服がなければ、それに準ずるような地味な服装を選んでください。
社会人は夏の喪服でもいいですし、男性ならダークカラーのスーツ、女性なら黒や紺のワンピースやアンサンブルスーツを着用しましょう。
Yシャツは長袖、ネクタイは黒です。靴やバックも黒を選びましょう。
他の親族の方から浮いてしまわないように、何を着ていくか事前に聞いておくといいですよ。
平服ではなく「暑いから涼しい格好で」とか「普段着でいい」と言われた場合は、喪服を着ていくとかえっておかしいことになります。
招いている側が喪服を着ていないのに、招かれた方が喪服を着ているのはではマナー違反になってしまうのです。
「普段着でいい」と言われた場合も、あくまでも地味で華美にならない服装を選ぶようにしてください。
まとめ
新盆のマナーは気を遣いますよね。
それぞれの家や地域のしきたりもありますので、わからないときは素直に親戚や周囲の人に聞いてみるといいですよ。
当日はお寺に行くのか、それとも家でお線香をあげるだけなのか、お坊さんは来るのか、など、新盆当日の行動パターンも様々です。
事前に尋ねておくことで服装も選びやすくなりまし、トラブルなくお盆を過ごすことが出来ますよ。