赤ちゃんが生まれて初めての桃の節句、ひな祭り!
これを初節句といいますが、初節句は一生に一度の大切な行事です。
「具体的には何をすればいいの?」と、実はわからない人も意外と多いです。
盛大に、とはいかなくても、できる範囲でお祝いしませんか?
桃の節句初節句には何をするの?
初節句には、女の子の健やかな成長を願って雛人形を飾り、両家の祖父母、親戚などを招いて祝い膳を囲みます。
ただし、初節句が生後間もないお子さん、生後3ヶ月に満たない場合は、翌年に繰り越すこともあります。
しかし、あくまでもこれは一般的で、お互いの実家が遠いなどという理由から、家族3人だけで祝う家庭もあります。
初節句雛人形は絶対に必要?
そもそも雛人形を飾るのは、自分の身代わりとして人形を水に流して、自分に降りかかる災いや病気などを取り除く「ひとがた」がルーツです。
雛人形を飾り、生まれた女の子の不幸の身代わりに受けてもらい、健やかな成長を願うという意味があります。
しかしながら、場所をとるし、手入れも必要という理由で、雛人形を購入しない家庭もあります。
飾ると確かに華やかですが、アパート住まいといった住宅事情から、なかなか飾ることができない家庭もあると思います。
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そんなときは、ちりめん細工でできた雛人形を代わりに飾ったり、折り紙などで手作りのお雛様を作って飾るのもいいのではないかなと思います。
また、記念写真を撮りに行くという方法もあります。
写真館ではいろんな衣装をレンタルできますし、「写真」という形で残すのも一つの手ですね。
いずれにしても、子どもの幸せを願う気持ちとして、何かしらの形で表現したいですね。
初節句料理はどうする?
家族3人だけでお祝いする場合でも、料理を用意しなければなりませんよね。
ひな祭りの料理には、以下のものが一般的です。
- ちらし寿司
- はまぐりのお吸い物
- 白酒
- 菱餅
- ひなあられ
他にも、茶碗蒸しや煮物、焼き魚などを用意してもいいですね。
赤ちゃんには離乳食をひな祭り風にアレンジしてみるのもいいと思います。
ひな祭りカラーであるピンク(赤)、白、緑をにんじんやトマト、じゃがいも、ほうれん草などで表現すれば簡単にひな祭り仕様になります。
まとめ
最近では桃の節句だけでなく、全体的に伝統や風習が簡略化されている傾向にあります。
確かに家族形態も多様化してきていますから、どこの家も全く同じやり方というわけにはいきませんよね。
「赤ちゃんの成長を願う」という意味が込められているなら、お祝いの形式もさまざまであっていいのではないかと思います。
夫婦でどのようにお祝いするのか話し合って決めてくださいね。