毎年11月に入ると、年末調整の書類を提出するようにと言われます。
この年末調整は正社員だけでなく、パート社員も対象になるので、書類を提出したことのある方も多いと思われます。
パートを退職したとき、年末調整はどうなるのか、考えたことはありませんか?
何もしなくてもいいかな?って思っている方、いらっしゃいませんか?
パートを退職したときには、年末調整に代わりになる「確定申告」という手続があります。ご紹介していきますね。
パートを退職 年末調整はどうするの?
パートなどの仕事を辞めた場合、辞めた年のうちに新しい会社に就職したときは新しい会社で年末調整をしてもらえます。
源泉徴収票を新しい会社に提出すると、前の会社の給料と今の会社での給料を一緒にして手続してもらえるのです。
もし、退職してその年のうちにお仕事が決まらない場合やお仕事をしなかった場合は、翌年の2月に税務署で「確定申告」をすれば、会社で手続をしてもらっていた代わりになります。
「確定申告」とはどんな手続でしょうか?
パートを退職 確定申告って何?
確定申告とは、所得税の過不足分を調整するための手続です。
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パート先での手続が「年末調整」、
自分で税務署に書類を提出して手続をするのが「確定申告」なのです。
所得税を払いすぎている場合は還付金が発生することもあります。
申告することで6月頃に決定される個人の住民税を少なくすることができます。
退職後に給付を受けた失業手当は非課税ですが、他の収入がある場合は必ず申告してください。
パートを退職 源泉徴収票が必要ですか?
確定申告には、まずお勤めされていた会社で発行された「源泉徴収票」が必要です。
生命保険や地震保険料の支払額の控除証明など、年末調整の際にも必要だったものを添付します。
その他には印鑑、通帳を用意します。
まとめ
パートを退職したときの年末調整と確定申告について、基本的なことをまとめてみました。
いかがでしたか?
確定申告はインターネットを利用して行うこともできます。
国税庁の確定申告のホームページもご案内しておきますね。
はじめての方にもわかりやすい説明がアップされています。
2015年度の確定申告期間は、
2016年2月16日(火)から3月15日(火)まで
です。
昨年度の混雑状況がまとめられているサイトもありました。
http://matome.naver.jp/odai/2136126089097752301
休み明けや週初め、朝いちばんなどは混雑しやすいかもしれませんね。
滞りなく手続を完了できますように。