女性に多い貧血は、小さい頃から貧血だったり、大人になってからや妊娠をきっかけになど理由は色々です。
少しの貧血なら食べ物を意識すれば改善できますが、ひどい貧血の場合は病院で市販される薬や市販の薬などを服用しなくてはいけません。
お医者さんから薬を飲んでください、と言われると、どんな薬なのか、飲み続けなければいけないのか?副作用はあるか?など色々と心配なることが出てきます。
そこで筆者の経験も踏まえて、貧血の薬の飲み方ついてお伝えします。
貧血の薬は病院のほうがいいの?
年齢に関係なく起こってしまう貧血なのですが、多くの場合は鉄欠乏貧血だと診断されるのが多いです。
いわゆる鉄の不足です。
私達の身体は血液が巡っていて、赤血球の中のヘモグロビンが酸素を全身に送り届けています。
赤血球はヘモグロビンの他にも鉄分やタンパク質、葉酸、ビタミンB12から作られていて、この栄養素が不足すると、赤血球も不足しフラフラする貧血の症状がでてしまうのです。
貧血の症状が出たとしても、その症状が貧血なのか他の病気なのかで、薬の選択も変わってくるので受診して検査するのがオススメです。
私は、検診で重度の貧血と言われ、あらためて病院で貧血の検査をうけました。
検査は簡単で採血のみで、一週間後に結果が出ました。
注射を進められその場でしてもらったのですが、週に2回程通わなくては行けなくと言われたので、薬に変えて処方してもらいました。
一般的に処方される薬は鉄剤で、主成分はクエン酸第一ナトリウムでフェロミアを処方される場合が多いです。
検査結果で貧血の治療も変わります。
軽度の場合は食事で改善を目指し、それでも改善できない場合は鉄剤の服用や注射や輸血を行います。
貧血での改善で一番多いのが鉄剤の服用です。
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貧血の薬でどんな副作用がでるの?
病院で一番多い鉄剤の服用なのですが、副作用の症状も見られます。
10%の人が起こる副作用の症状が吐き気や嘔吐や下痢です。
原因は鉄が胃や腸の粘膜を刺激してしまうからです。
私も鉄剤を処方されましたが、どうしても吐き気を抑えられず、嘔吐してしまい、三日目には薬を飲めなくなりました。
先生に相談して、薬の飲み方を食前ではなく食後にしたり、量を減らしてもらい、薬自体を変えてもらったりしたら、なんとか吐かずに飲めるようになりました。
早く貧血を改善したいからといって、勝手に服用量や回数を増やしても症状は良くならないので注意が必要です。
貧血の薬はどのくらいの期間飲むの?
薬を飲んだからといってすぐに貧血が改善する訳ではありません。
一般的には鉄剤を一回服用すると、1週間~2週間前後で赤血球が増え、3週間~4週間前後でヘモグロビンが増え、2ヶ月~4ヶ月程で正常値に戻ります。
その時点でもう一度採血&検査をし、検査結果で服用をどうするか決めます。
もし薬を卒業できたからといって、今までと同じ食生活を続けていたら、又貧血になる場合があるので、鉄分の多い食材を毎日の食事に摂りいれるようにしましょう。
私は現在貧血は改善でき、薬は飲んでいませんが、食事を気よつけ、生理前後はサプリメントを飲むようにしています。
まとめ
女の人は生理や出産などで、血液を失うことが多いです。
貧血は自覚症状がない人(私)や気づいても貧血ぐらいと思い受診しない人もいますが、血液が少ないと心臓や肺などに負担がかかり疲れたり、立ちくらみなどの症状が出ます。
少しでも貧血に似た症状がでたら、病院を受診して自分にあった治療方法を選択してください。