いまや国民の4人に1人は花粉症を発症しているといわれる時代です。
そしてその数は年々増加傾向にあります。
もしかして、これって花粉症?と思うような症状が出てきたら、初期症状で軽く済むようにしたいですよね。
花粉症の症状や緩和の対策について見ていきましょう。
花粉症の症状で熱が出るの?
花粉症の症状として、風邪と似た症状が出ることがあります。
実は花粉症と風邪の初期症状は同じなんですよ。
風邪をひくと、ウイルスが体内に入ってきます。
すると、体内のリンパ球が反応して、そのウイルスと戦い始めます。
そのときに出る症状が、発熱やのどの痛みということになります。
花粉症の場合も、初めは花粉に対してリンパ球が戦うというところまでは同じなんです。
ただ、花粉はウイルスではないので、風邪の症状のような発熱やのどの痛みはないこと方が多いですが、鼻が詰まって呼吸がしづらくなることで、脳が酸欠状態になり、熱が出ることがあります。
他の症状としては、
- 鼻水
- 鼻づまり
- 鼻が乾く
- 焼けるような感覚
などがあります。
就寝時に体が温まると、鼻がつまったり、息苦しくなったりします。
これは鼻のうっ血が原因といわれています。
- 目のかゆみ
- 充血
- 起床時に目やにが原因で目が開きにくい
- 耳の奥がかゆい
などの症状も見られます。
花粉症の症状を緩和するにはどうしたらいい?
少しでも症状を緩和するために、できることはやっておきたいですよね。
花粉飛散の事前の対策としては、次のようなことが挙げられます。
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- 空気清浄機を使用し、花粉を外から持ち込まない
- 抗アレルギー剤、点眼薬、点鼻薬を使用する
- 掃除機をこまめにかける
ただし、排気が舞うような紙パック式などは不向きといわれます。 - 症状が出る前に病院で処方される薬(アレジオン等)
病院で処方された薬に関しては、症状が悪化するようならもう一度受診し、薬を変更してもらうことで緩和されることもありますので、無理に飲み続けないようにしましょう。 - 食生活の改善
肉食を避け、野菜と魚中心の食生活に改めると、症状が緩和されるといわれます。
昔ながらの和食がよいでしょう。
実際、戦前には花粉症はなかったという話もあります。りんごのすりおろしは、アレルギー症状の原因物質の減少に効果的です。
きのこ類を摂ると、免疫力の向上につながります。
バラ科の甜茶を飲むのもおすすめです。
花粉症の症状はいつから出るの?
花粉の飛散時期に応じていつから対策をしたらよいか、気になりますよね。
日本国内には、花粉症の原因となる植物が60種類もあるといわれています。
その中でも代表的なものは、
- スギ 1月下旬~4月頃
- ヒノキ 3月~5月頃
- カモガヤ 4月~7月
- ブタクサ 8月~10月
事前の対策をしながら、早めに医師に相談し、初期症状で軽く済むように、そのときの自身の症状に合った治療をおすすめします。
まとめ
花粉症の症状と対策、花粉の飛散時期についてまとめてみました。
いかがでしたか?
- 今年からもしかして花粉症かも?という方も
- 風邪なのか花粉症なのか判断に迷っている方も